【はじめに】
こんにちは、Ramune Hazuki(TNハヅキ)です。S11お疲れ様でした。今期は3期振り&自身3回目のレート2000を達成できたので、記事に残しておきたいと思います。以前の構築と基本軸は同じであるため目新しさは少ない(またか)ですが、見ていただけると嬉しいです。
【並び】
【構築経緯】
S7,S8でレート2000を達成した、
(いわゆるテテフランドゲンガー)の並びを改良することを目指しました。この3体に加え、水枠としてこの瞬間火力のある激流水Zゲッコウガを採用。相手のテテフ・メタグロス・ゲッコウガなど幅広い相手と撃ち合えるポリゴン2を加え、の並び*1ができました。もう一枚は鋼タイプをけん制できる枠が欲しいと思い、@1を色々と試していました*2。
...がなかなかしっくり来ず。また、テテフが通っているパーティが少ない上に眼鏡テテフ・激流ゲッコウガを読まれ、窮屈な対戦が多いと感じました(ここまでレート1800ぐらい)。
ここでテコ入れのためにまずテテフをパーティから抜き、等倍打点で高火力を押し付けられる悪巧みさわぐ型を採用。@1の枠には以前使っていた襷めざ氷バシャーモを採用、次の並びとなりました。
勝率はそこそこで手ごたえも悪くなかったため、最後までこの6体で潜り続けました。
【個体紹介】
H-B:A156ミミッキュの+2かげうちを75%耐え
無補正A4振りグライオンのじしんを確定耐え(割合:83.6%〜99.3%)
C:シャドーボールで
H151-D126ミミッキュ高乱数1発(81.3%)
H振りランドロスを乱数2発(62.9%)
H振りカバルドンを乱数2発(49.2%)
S:最速
※A0個体
・いつものほろゲン。高い1:1交換能力で相手のゲームプランを崩すことができる点が強みで、数的有利を取った後にこのポケモンで詰めていくのが構築の一つのコンセプトです。
調整は耐久振りミミッキュを落とせるようCに少し割いており*3、一般的なHSゲンガーよりも火力があることで助けられた試合もありました。しかし、テテフを抜いたことで先制技をサイコフィールドで防ぐことができなくなったので、HP管理には一層注意が必要であると感じました。
H:4n
D:C211メガリザードンYの晴れ下だいもんじを87.5%耐え
・耐久振り木の実ランドロス。後攻とんぼがえりからゲンガーやゲッコウガに繋いでもらうクッションをとしての役割を担います。調整はS8使用時からBを削ってDに回し、臆病リザYのだいもんじレベルまでだいたい耐えられるようにしました。D方面にもある程度信用があることで選出やゲームメイクがしやすくなったと思います。
構築で唯一とも言えるミミッキュに強めな枠であるため、こちらも(対ミミッキュ入りには特に)HP管理が重要なポケモンです。
【SM】シーズン5使用構築 眼鏡テテフ+木の実ランドロス【最終2159 - 6位】)
・配分がやや特徴的なポリ2。おんがえしに火力があるためウルガモスや流行りのめいそうコケコの起点になりづらく、ゲンガーランドゲッコの3体が不利を取るギャラドスを素早く処理できます(怯まなければ)。
ギルガルドやヒードランなど何もできない相手へのケアは十分必要ですが、重いカプ・テテフやゲッコウガと撃ち合える枠として、構築に安定感を与えてくれました。
H:16n-1
B:A197メガボーマンダのすてみタックルを最高乱数切り耐え
不一致イカサマをみがわりが確定耐え
C:11n、H212-D110カバルドンをZさわぐで確定1発
D:C161カプ・レヒレのZドロポンを最高乱数切り耐え
C155ゲッコウガのZカノンを68.8%耐え
C200カプ・テテフのPF下サイコキネシスを確定耐え(割合: 77.4%〜91.6%)
S:準速70族抜き
※A0個体
A:とびひざげりでH4B4振りメガガルーラを高乱数1発(81.3%)
C:特化、かえんほうしゃでH振りカバルドンを中乱数2発(49.2%)
D : ダウンロード対策
C155ゲッコウガ(激流)のみずしゅりけんが1発20.6%〜24.5%(4発まで確定耐え)
S:1加速で最速ゲッコウガ抜き
・S8から採用の襷めざ氷バシャ。激流ゲッコウガとの同時採用はレヒレが重くなると思い躊躇していましたが、それよりも広い技範囲で速い相手とも撃ち合えるメリットのほうが大きかったように思います。
バシャーモというポケモンの中では比較的軽視される型であるため、使っている側として動かしやすさは感じました。リザYに有効打がないため、後出しからニトチャの起点にされるとリカバリーが効かないという点は注意点だと思います。
ぽけっとふぁんくしょん!
157(76)-90( )-92(36)-140(132)-93(12)-191(252)
ハイドロカノン/ねっとう/みずしゅりけん/みがわり
H:4n+1
B:A216メガメタグロスのバレットパンチ+みがわり3回を87.5%耐え
A147ゲッコウガの変幻自在とんぼがえりを確定耐え(割合: 81.5%〜96.8%)
A182キノガッサのテクニマッパを87.5%耐え
A222メガラグラージのじしんを81.3%耐え
一致イカサマをみがわりが確定耐え
C:ZカノンでH4振りミミッキュを高乱数1発(81.3%)
D:ダウンロード対策
C192メガルカリオのしんくうはを確定耐え(割合:81.5%〜96.8%)
S:最速
※A0個体
・激流水Z型ゲッコウガ。本構築のエースとも呼べる存在です。水技の通りがよい相手への制圧力はさすがでした。みがわりは自ら激流圏内にいれる以外にも、様子見や状態異常技透かしに使える便利な技で、改めて速いポケモンのみがわりは強いと感じました。
性格は控えめにする選択肢もありますが、相手のゲッコウガと同速勝負に持ち込めるということで臆病最速としました。また、増加傾向の意地っ張りメガメタグロス意識で耐久に振っています。その分火力は落ちますが、激流Zは火力十分であまり気になりませんでした。耐久振りのおかげで動ける場面が増えたので、結果正解だったと思います。
【選出】
基本選出:
ランドロスのとんぼがえりによる対面操作からゲッコウガの水Zをぶつけ、ゲンガーの滅びで逃げ切りを図ります。
その他:、など
相手に合わせて臨機応変に。受け出せるポケモンが限られているため、相手の選出や試合展開を読むことが重要です。
【結果】
シーズン11 最高・最終2010
【参考】
【SM】シーズン5使用構築 眼鏡テテフ+木の実ランドロス【最終2159 - 6位】
【SMシングル】S6使用構築 - 滅ゲン軸テテフビートダウン 最終9位 - 有利対面 はたきおす
【S8使用構築】最高最終2000 ゲンガーランドスタンダード - Gate in the Moonlight
※問題がありましたら削除いたします。
【まとめ】
3期振りにレート2000を達成することができました。自分自身のプレイングや構築力はまだまだですが、ここぞというところで流れが傾き、運良く2000に到達できたと思っています。この構築はS7,S8で使っていたパーティをアレンジしたもので、やはりコンセプトや軸が自分に合っているのかなと思います。
また、構築のなかで、いわゆるポリポリの並びができましたが初めからこの2匹を同時に入れようと思っていたわけではなく、結果的にこの並びができたという形で、構築の主役はあくまで+高火力であるという認識です。来期以降はゲンガーランド以外にも、違った軸の構築にもチャレンジしていければと思っています。
ここまで読んでくださりありがとうございました。連絡等はRamune Hazuki (@RamuniumZ) | Twitterまでお願いします。
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