ラムネハヅキです。S2お疲れ様でした。
今期使用していた構築について簡易紹介します。ちなみにタイトルは「月蛟(げっこう)スタン」と読みます。
【並び】
【構築経緯】
環境トップメタのカイリューに対し、どの型に対してもある程度安定して後投げできるブラッキーから構築を組み始めました。
数的有利を取った後のブラッキーのあくびによる詰め筋が強力と考え、対面性能が高く、火力と技範囲の押し付けが可能な鉢巻(地面テラス)セグレイブをエースとして採用しました。
上記2体の苦手な鋼テラス(身代わり持ち)サザンドラやサーフゴーに対して有利なチョッキウルガモスを採用。
ここまでで重い天然勢(ヘイラッシャ・ラウドボーン)に対して特殊打点を持ち、優秀な耐性によるサイクル加入・催眠などの搦め手対策・上からのスイープ性能を備えるスカーフサーフゴーを採用しました。
ブラッキーが出せない場合の物理ドラゴン(カイリュー・ガブリアス・セグレイブ等)に対するクッションとして運用可能なHB(鋼テラス)水ロトムを採用。
相手のウルガモスやミミッキュなどの積みアタッカーに対して切り返しを行えるトリックルーム・呪い持ちの珠ミミッキュを採用。
以上の6匹で潜っていました。
【個体紹介】
☆ブラッキー@たべのこし
テラス:フェアリー
特性:せいしんりょく
性格:ずぶとい
実数値:202(252)-×-178(252+)-×-151(4)-85
イカサマ / あくび / ねがいごと / まもる
◆HB振り切り(Hぶっぱは願い事の回復量意識)
☆セグレイブ@こだわりハチマキ
テラス:じめん
特性:ねつこうかん
性格:いじっぱり
実数値:191(4)-216(252+)-113(4)-×-107(4)-138(244)
つららばり / きょけんとつげき / じしん / こおりのつぶて
A:氷の礫 → 無振りドラパルトを12/16(75%)で1発
テラス地震 → 207-165(H252・補正有B無振り)キョジオーンを確定1発
巨剣突撃 → HB特化ヘイラッシャに対して46.7~55.3%入る
S:準速サーフゴー+2、準速セグレイブ抜かれ
☆サーフゴー@こだわりスカーフ
テラス:はがね
特性:おうごんのからだ
性格:おくびょう
163(4)-58-115-185(252)-111-149(252+) ※A最低値
シャドーボール / ゴールドラッシュ / きあいだま / トリック
◇CS振り切り
☆ミミッキュ@いのちのたま
テラス:ゴースト
特性:ばけのかわ
性格:いじっぱり
159(228)-154(236+)-106(44)-×-125-116
じゃれつく / かげうち / のろい / トリックルーム
H:16n-1かつ10n-1(珠ダメ最小)
A:11n
B:特化セグレイブのつららばり4回をばけのかわダメージ込みで99.8%耐え
☆ウルガモス@とつげきチョッキ
テラス:フェアリー
特性:ほのおのからだ
性格:ひかえめ
191(244)-72-110(196)-176(36+)-126(4)-124(28)
ほのおのまい / むしのさざめき / テラバースト / とんぼがえり
H:16n-1
B:できるだけ高く
C:11n
むしのさざめき → 無振りサザンドラを14/16(87.5%)で1発
D:特化眼鏡サザンドラの悪の波動、特化眼鏡サーフゴーのシャドボそれぞれ2耐え
S:準速70族+2
☆ロトム@オボンのみ
テラスタイプ:はがね
特性:ふゆう
性格:ずぶとい
157(252)-×-162(164+)-137(92)-127-106
ハイドロポンプ / ボルトチェンジ / イカサマ / おにび
H:最大
B:特化鉢巻セグレイブの巨剣突撃を14/16耐え
212鉢巻イルカマンの雨下テラスウェーブタックルを15/16耐え
C:余り
【要点】
◆対面操作+高火力:+
鉢巻(地面)セグレイブは火力の高さに加えて氷・ドラゴン・地面の技範囲が優秀なことから受けづらく、有利対面を作ってしまえばそのまま1体持っていきやすいです。とんボルチェンやあくびを駆使してセグレイブの有利な対面をつくることが基本的な動きの一つとなります。
◆環境メタ:
環境トップの並びである(と思われる)カイリューサーフゴーに対してブラッキーとウルガモスがそれぞれ後投げ可能で、トップメタへの動き方をある程度確立できたことで立ち回りを安定させられたと感じます。とはいえ、とりわけブラッキーは順位帯が上がるにつれて身代わりや挑発などにより対策が厳しくなっていきました。当初眼鏡で使用していたロトムを、カイリューやガブリアスに対抗できるHB鋼テラスに変更したところブラッキーが出しづらいときも柔軟な選出ができるようになりました。
◆積みへの切り返し・詰め:+
初手セグレイブでテラスを切ることが多く、殴り合って消耗すると相手の裏から出てきたミミッキュやウルガモスが辛くなりがちです。そこでミミッキュ引きからトリックルームをすることでセグレイブを再展開し切り返すことができます。パーティ全体のSラインが遅めな点をカバーする意味合いでも有用な他、呪いは数的有利をとった後の詰め筋としても優秀なため、構築に取り入れる要素として噛み合っていました。
【結果】
S2最終307位 TN:ハヅキ
【動画】
【感想】
最終順位的にはもう一声と行きたいところでしたが、終盤苦しい試合が多くこのあたりが妥当かと思い早めに撤退しました。それでもS1は4桁後半に沈んでいたので、多少なりとも進歩したと思います。来期以降は本当の意味で自分の限界に挑戦できたらと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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【参考】
以下の記事を特に参考にさせて頂きました(無断リンクのため問題がありましたら削除いたします)。
【SV S1 最終14位】鉢巻セグレイブ軸スタンパ - さにーの構築置場
鉢巻セグレイブとその取り巻きに関する記述を大いに参考にさせて頂きました。
【SVシングルS1使用構築】ブラヌチャン【最終38位】 - 日本の伝統調味料
ブラッキー入りで結果を残されていた方が複数名いましたが、特にこちらの記事が自分も使おうと思うきっかけとなりました。
[サムネ]