ラムネハヅキです。S8お疲れ様でした。
今回2シーズン振りにレート2000を達成できたので、簡易紹介ですが記事に残したいと思います。
【並び】
【構築経緯】
vs ⇒ vs
環境トップ2のエースバーン・ゴリランダーに対して、見た目である程度圧力をかけられるドラパルトを採用。しかし、対面ができても裏のポリ2に退かれることが多く、負荷をかけるのが難しいと感じていました。
[壁]⇒ vs
そこでドラパルトを壁貼り型とし、対ポリ2を壁下で起点にできるポケモンを裏に用意することで、ドラパポリ2対面からでもこちらの展開に持ち込むプランを考えました。ポリ2対面で積むポケモンとしてビルド型オーロンゲを採用。
抜きエースとなる積み+ダイジェット枠としてトゲキッスを採用し、確率で火力1.5倍を得られる強運ピントレンズ型としました。また、ポリ2に見た目・性能両面で強いポケモンも欲しかったため蝶舞ウルガモスを採用。
ドラパルトからの壁展開一辺倒になるのを避けるため、初手に投げられて対面性能の高い枠として襷アシレーヌを採用。最後に抜きエースの火力補助としてステロを撒けるカバルドンを採用し6体が決まりました。
【個体紹介】(採用順)
☆ドラパルト@光の粘土 呪われボディ
シャドーボール / リフレクター / 光の壁 / 呪い
臆病:194(244)-×-95-120-97(12)-213(252)
◆リフレクター込みでA168エースバーンの珠D不意打ちを確定耐え
◎H:呪い2回で退場できるよう偶数
S:最速
・構築の始点。
ドラパルトを壁貼り型として採用するメリットは主に次の通りかと思います。
①素早さが高く、多くの対面で上から壁を貼れる
②自主退場技(呪い)を持つ
③型が豊富なため読まれづらい
上記に加えて、構築段階で想定していた通りポリ2をガンガン後投げされたので、両壁を貼れる機会は多かったです。壁を貼った後、相手の積みを咎められる呪いも使い勝手良好でした。
☆オーロンゲ@食べ残し いたずらごころ
ソウルクラッシュ / ドレインパンチ / ビルドアップ / 身代わり
意地っ張り:195(196)-165(76)-100(116)-×-101(44)-90(76)
◇+1Dドレパン ⇒ H191-B111奇石ポリゴン2を確定2発
◆C172ポリゴン2のトライアタック(壁下)を身代わりが確定耐え
C100ガオガエンの嫉妬の炎を身代わりが15/16(93.7%)耐え
◎H:16n+3(食べ残し4回で身代わり1回分のHP回復)
S:60族意識
・壁下でポリ2に後投げする枠。壁下かつC上昇無しのポリ2相手であれば安定して起点にできます。シーズン中盤まではポリ2から崩す想定通りの動きができましたが、終盤にかけて耐久振りトゲキッスやミミッキュに切り返されることが多かったのが反省点です。S上昇の手段もなくエースとしては決め手に欠けるため、この枠は他に適任がいるかなといった印象でした。
☆トゲキッス@ピントレンズ 強運
エアスラッシュ / マジカルシャイン / 火炎放射 / 悪巧み
控えめ:161(4)-×-115-189(252)-135-132(252)
◇+2Dエアスラッシュ ⇒ H191-D116奇石ポリ2をステロ込みで12/16(75%)で落とす
◎CS振り切り
・ダイマエース枠。DM技の急所は強いので強運型で採用。急所確率は五割と不安定ではありますが、積まずとも火力を出せたり、相手の耐久上昇を無視出来たりと強力でした。また、壁+DMの性能が純粋に高く構築のメインの勝ち筋として機能していました。ただ終盤はヒトムやHD寄りのポリ2が増えて、やや通りが悪かった印象です。
☆ウルガモス@ラムの実 炎の体
炎の舞 / 暴風 / サイコキネシス / 蝶の舞
控え目:167(52)-×-115(236)-176(36)-126(4)-143(180)
◇+1Dサイコキネシス ⇒ H157-D163ドヒドイデを確定1発
◆DM時、A168エースバーンの珠D飛び跳ねるを確定耐え
◎S:1舞 ⇒ 最速ドラパルト抜き 2舞 ⇒ +1最速エースバーン抜き
・積みエース枠。DMエースバーンとも撃ち合えるよう耐久に振っています。このポケモンもポリ2に強めな点を評価しての採用ですが、環境に多かったギャラドスやその他ダイジェッターに不利を取るため、選出はかなり控えめでした。
☆アシレーヌ@気合の襷 激流
熱湯 / ムーンフォース / アクアジェット / つぶらな瞳
おっとり:155-95(4)-84-195(252)-136-112(252)
◎CS振り切り
・ドラパルト以外に初手に出せるポケモンが欲しいと思ったので襷型で採用。水+妖の範囲と襷の行動保証で対面性能が高く、初手有利対面から相手のパーティを大きく荒らしてくれる試合もありました。つぶらな瞳は裏の積みサポートを意識して採用しましたが、あまり撃たないのでゴリランダー意識の冷ビ、ミラー意識のエナボなども候補かと思います。
☆カバルドン@オボンの実 砂起こし
地震 / 岩石封じ / 欠伸 / ステルスロック
腕白:215(252)-132-154(12)-×-123(244)-67
◆A194ゴリランダーの珠グラススライダー(GF下)を確定耐え
C161リザードンの珠Dソーラービームを確定耐え
C150ラプラスのD絶対零度を確定耐え
・ステロ枠。対受けサイクルなど、ステロの火力補助が欲しい時に選出します。腕白HD振りですが、物理も特殊も一発耐えて欠伸が撃てる場面が多かったのでこの調整で正解だったと思います。技構成に関しては吹き飛ばしも欲しかったですが、浮いた挑発持ちや対リザードンを意識して岩石封じを採用しています。
【重いポケモン】
トゲキッス 明確に有利なポケモンがおらず、処理ルートが曖昧
ミミッキュ 同上、かつ積みポケモンが止められてしまうため苦手
ラプラス チョッキ持ち、特にシェルアーマーは突破が難しい
etc.
全体的に水、フェアリーが重め。
【結果】
S8 最終411位 最高最終レート:2006
S6振りのレート2000は達成できましたが、最終日は全く勝てず苦しい思いをしました。次のシーズンでは2000付近のレート帯で少しでも試合をすることが目標です。
【動画】
S8対戦動画の切り抜きをアップしています(編集・実況等はありません)。
実際の立ち回りなどはこちらから見て頂ければと思います。
【余談】
構築名の「逆張り」は見た感じ壁貼りっぽいオーロンゲが実際は積みアタッカーであることから。
Twitter:https://twitter.com/RamuniumZ
※8/5追記 補足記事を以下noteに記載しました。
【S8】構築と反省|Ramune Hazuki|note