Ramune Hazuki(TNハヅキ / Twitter: @RamuniumZ)です。S13お疲れ様でした。今期も満足できる結果ではありませんでしたが、久しぶりに最終3桁には入れたので記事に残しておきたいと思います。
【並び】
【コンセプト】
・カバルドン 、ウオノラゴン による選出誘導を利用して優位に立つ
・カビゴン やテッカグヤ の初手DMから先行逃げ切りを図る
【個体解説】
☆カビゴン@いのちのたま あついしぼう ※非キョダイ個体
じばく / ほのおのパンチ / ばかぢから / アイアンヘッド
いじっぱり:235-176(236)-108(180)-×-130-62(92)
◇ダイアタック ⇒ H191-B111奇石ポリゴン2を確定2発(割合:61.3%〜72.3%)
◎4振りドサイドン抜き、S-1の最速ブリザポス抜き抜き
・構築の軸で基本選出の一角。かなりの割合で初手に投げ即DMします。初手DMかつ珠持ちは読まれづらく、ちょうはつなどの補助技を押されてアドを取れることが多かったです。逆におにびを撃たれる場面は少なかったので、環境的にも動かしやすかったと感じました。技構成はDMが切れた後も高火力を出せるじばく、ナットレイ・カミツルギへの打点となる炎パン、DM時に自身を強化できるばかぢから・アイアンヘッドとしました。選出率トップでかなり活躍してくれましたが、初手ウーラオスに弱いのは苦しい点でした。
☆ミミッキュ@きあいのタスキ
じゃれつく / かげうち / トリックルーム / のろい
いじっぱり:162(252)-156(252)-101(4)-×-125-116
◇じゃれつく + かげうち ⇒ H165-B121ウオノラゴンを250/256(97.7%)で落とす
◎HA振り切り
・基本選出の一角その2、切り返し要因。初手カビゴンで荒らす→トリル呪い→ウオノラゴンの鉢巻エラがみで締めるのが一つの勝ちパターンです。エースバーンのキョダイカキュウに対しても耐えてトリルするためにタスキを持たせましたが、思った以上に発動機会があったので間違いではなかったと思います。
☆ウオノラゴン@こだわりハチマキ がんじょうあご
エラがみ / げきりん / けたぐり / ねごと
いじっぱり:191(204)-156(252)-120-×-107(52)-95
◇エラがみ(先行) ⇒ H177-B135カプレヒレをオボン込みで確定2発
〃 ⇒ H191-B111奇石ポリゴン2を確定1発(割合:106.8%〜125.7%)
◆C161カプレヒレのムーンフォースを15/16(93.7%)耐え
・基本選出の一角その3。トリル下で繰り出しエラがみによるスイープを狙います。このポケモンとカバルドンの存在が初手のカプレヒレを強烈に誘うため、カビゴンでレヒレを崩してウオノラゴンを通す展開が決まりやすかったです。ただ、環境に多いナットレイや、トリル下で先制できないブリザポスなどを相手にしたときは立ち回りが難しくなってしまいました。
☆カバルドン@アッキのみ すなおこし
じしん / こおりのキバ / のろい / なまける
わんぱく:215(252)-132-187(252)-×-93(4)-67
◆A168エースバーンの珠キョダイカキュウが49.8%〜58.6%(アッキ込み2耐え)
・物理受け。ミミノラゴンが通せない相手に対して、初手DMで数的有利を取った後の詰ませ要員としてサンダーと合わせて選出します。ラム+積み技に対抗するためあくびを切ってのろいを採用しましたが、使用感はおおむね良好でした。
☆サンダー@たべのこし プレッシャー
ほうでん / ぼうふう / みがわり / はねやすめ
おだやか:193(220)-×-111(44)-146(4)-146(180)-128(60)
◆C194サンダーの珠10万ボルトを248/256(96.8%)で残飯込み2耐え
◎S+1で最速アーゴヨン抜き
・特殊受け。サンダーミラーや水タイプの相手が主なお仕事。数的有利下でのTODも勝ち筋に組み込めるよう、プレッシャーのみがわり持ちとしています。マークが厳しいポケモンではありますが、どんな型でも一定以上の強さを発揮できるのはさすが環境トップだと感じました。
☆テッカグヤ@パワフルハーブ
エアスラッシュ / ラスターカノン / メテオビーム / みがわり
ひかえめ:189(132)-×-123-154(100)-124(20)-113(252) ※努力値4余り
◇C+2ダイロック ⇒ 無振りDMサンダーに対して89.1%〜105.5%入る(37.5%乱数1発)
◆A168エースバーンの珠キョダイカキュウをDM時に15/16(93.7%)耐え
C194サンダーの珠DかみなりをDM時に15/16(93.7%)耐え
無振りラグラージのクイックターンをみがわりが確定耐え
◎S+1で最速霊獣ボルトロス抜き
*参考動画:【環境メタ】新型『テッカグヤ』でサンダーをカモり続けた結果、ランクが爆速で上がりました!!【ポケモン剣盾】 - YouTube
・最後に入ってきた枠で、カミツルギやブリザポス、ナットレイに弱くない点を評価して採用。カビゴンが出しづらい時のDM枠としての運用がメインでした。構築にステロを採用していないためこの型の強みが十分発揮されるかは微妙ですが、他の5体でカバーしきれない箇所を補う役割は果たしてくれました。
【選出】
カビゴン・ミミッキュ・ウオノラゴン
最も多かった選出。前述の通りカビゴンでDM→ミミッキュでトリル→ウオノラゴンで締める。初手でうまく崩せれば、その後はある程度機械的に勝てるのが利点でした。
カビゴン・カバルドン・サンダー
トリルでの切り返し+ウオノラゴンが通用しなさそうな相手に対して。カビゴンで1匹以上倒して後続をカバ・サンダーで上手くいなすorTOD。
その他 (対受け構築)など
【結果】
S13 最終832位(最高最終レート1910)
【所感】
S10~S12までモチベの低下で潜る時間自体が減っていましたが、今期の終盤でようやく対戦や構築を考える楽しさを思い出せた気がします。来期は現行ルール最後のシーズンなので、悔いのないように頑張りたいと思います。
何かあればこちらへ→Twitter: @RamuniumZ
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2021/2/1追記
本構築を改善し、S14でレート2000に乗りました。
⇒【S14使用構築】NEXTカビノラゴン【最終191位 / 2008】