【はじめに】
初めまして、Ramune Hazuki(TNハヅキ)と申します。今回、自分自身初のレート2000を達成したので、使用した構築についてまとめたいと思います。
並びはこちら
【使用経緯】
S6終了後に、たかきおすさんの構築記事
(【SMシングル】S6使用構築 - 滅ゲン軸テテフビートダウン - 有利対面 はたきおす)
を読み、眼鏡テテフ+木の実ランドロス+滅びゲンガーの並びに興味を持ち、真似して組むところから始めました。それを自分なりにアレンジ(改悪)したものが本構築です。
自分自身で編み出した構築ではありませんが、初めてレート2000に到達できたということで、記録としてまとめておきたいと思います。
【個別紹介】
☆ゲンガー@ゲンガナイト
特性:のろわれボディ
おくびょう:159(188)-×-87(52)-157(52)-98(20)-170(196)
メガ後:159-×-107-197-118-192
シャドーボール / ほろびのうた / まもる / みちづれ
H-B:A156ミミッキュの+2かげうちを確定耐え
C:シャドーボールでH149-D126ミミッキュ高乱数1発(瀕死率81.3%)
S:最速ゲッコウガ抜き
・いわゆるほろゲン。この構築の核となる存在です。後述するカプ・テテフで数的有利をとり、このポケモンの滅びムーブでゲームエンドに持ち込むのが構築の大きな勝ち筋です。
調整については、耐久振りミミッキュ意識で火力に少し振り、最速を切っています。よってゲンガーミラーやカプ・コケコ対面などで同速勝負ができない点はプレイングでカバーする必要があります 。
☆ランドロス@フィラのみ
特性:いかく
わんぱく:196(252)-165-154(236)-×-103(20)-111
じしん / がんせきふうじ / とんぼがえり / ビルドアップ
H-B:A156ミミッキュの+1ミミッキュZを確定耐え
H-D:C147カプ・コケコの珠めざ氷を乱数3つ切って耐える(瀕死率18.8%)
・主にミミッキュや物理アタッカーに後投げする駒であり、クッション性能を高めるために半回復木の実を持たせています。後攻とんぼがえりからのゲンガーでキャッチ、という動きがこの構築のひとつの強みとして作用していました。
また、ビルドアップはメガボーマンダと積みあったり、相手のランドロスを起点にしたりとかなり活きる場面があったように思います。この枠は最初どくどくにしていましたが、ランドロス地震の単体性能を高め、勝ち筋を増やせるビルドアップがこの型には合っているかなと思いました。
☆カプ・テテフ@こだわりメガネ
特性:サイコメイカー
ひかえめ:175(236)-×-109(108)-166(4)-153(140)-118(20)
サイコキネシス / サイコショック / ムーンフォース / めざめるパワー炎
H-B:A197メガボーマンダのすてみタックルを最高乱数切り耐え
A194メガガルーラのすてみタックルを97.7%耐え
A233メガバシャーモのフレアドライブを確定耐え
H-D:C222メガゲンガーのヘドロばくだんを最高乱数切り耐え
C:余り
S:4振りミミッキュ抜き
・耐久に大きく振った眼鏡テテフ。本構築のエースであり、多くの場合初手に投げます。このポケモンが場を荒せるかどうかが勝敗に大きく関わってくるため、選出画面ではまずテテフの刺さり具合について考えていました。
火力には全然振っていませんが、火力不足を感じた場面よりも耐久振りの恩恵を感じた場面の方が多かったように思います。相手からもかなりマークされるポケモンではありますが、それでも多くの勝利に貢献してくれました。
☆ポリゴン2@しんかのきせき
特性:ダウンロード
ずぶとい:191(244)-×-132(76)-125-115-104(188)
イカサマ / ほうでん / みがわり / じこさいせい
H-B:A156ミミッキュの+2ミミッキュZを75%耐え
・当初はなまいきポリ2(後述)を使っていましたが、毒まもガルドが重いと感じ、終盤にみがわり持ちの個体に変更しました。Sに多く振った分耐久を落としており選出率も控えめでしたが、この一匹で相手を詰ませたこともありました。出す場面を間違えなければ強力に刺さるポケモンだと思うので、もう一度技・調整を練り直したいです。
☆ウルガモス@きあいのタスキ
特性:ほのおのからだ
おくびょう:161(4)-×-86(4)-186(248)-125-167(252) ※王冠未使用につき非理想個体
かえんほうしゃ / サイコキネシス / めざめるパワー地面 / ちょうのまい
・構築で重い鋼タイプを牽制する枠。当初はみがわりムシZ型を使っていましたが途中でこの個体に変更しました。めざ地はヒードランを誘って倒してくれることを期待しての採用です(実際に刺さった場面は一度だけ)。要検討枠。
☆アシレーヌ@アシレーヌZ
特性:げきりゅう
ひかえめ:187(252)-84-102(60)-176(112)-144(64)-83(20) ※王冠使用済み
うたかたのアリア / ムーンフォース / めざめるパワー炎 / アクアジェット
H-B:A197メガボーマンダのすてみタックルを確定耐え
H-D:C222メガゲンガーのヘドロばくだんを確定耐え
C200眼鏡カプ・テテフのフィールドサイコキネシスを確定耐え
C:わだつみのシンフォニアで補正無しH252D4振りメガゲンガーを確定1発
わだつみのシンフォニアで補正無しD4振りカプ・テテフを最低乱数以外1発(瀕死率93.8%)
S:4振り60族+2(4振りテッカグヤ抜き)
(こちらの調整を真似させていただきました↓
・テテフが不利を取るテッカグヤやギルガルドにアシレZで負担をかけてもらう他、メガリザXY、メガメタグロスなどと撃ち合ってもらう駒です。しかしギルガルドには3回ほど上からハガネZでワンパンされるということがあったため、Sラインを伸ばすことも一考。
初手投げが読まれやすくかつ足が遅いポケモンなので、初手に出す際は上からの不意のZワザ(テテフのエスパーZなど)に十分する必要があると感じました。
[途中まで使用していたポケモン]
★ポリゴン2@しんかのきせき
特性:アナライズ
なまいき:191(244)-100-132(172)-126-139(92)-72
おんがえし / イカサマ / トリックルーム / じこさいせい
H-B:A156ミミッキュの+2ミミッキュZを75%耐え
H-D:C147眼鏡カプ・コケコのフィールド10万ボルト超低乱数2発(0.39%)
・スカーフカプ・テテフやアゴギャラの並び、その他広範囲に対する誤魔化し枠として使っていました。BD両面でそこそこの耐久があり使いやすかったのですが、前述のとおり毒まもガルドや毒まもヒードランがつらかったため、変更しました。
★ウルガモス@ムシZ
特性:むしのしらせ
ひかえめ:167(52)-×-87(12)-196(188)-126(4)-152(252)
かえんほうしゃ / むしのさざめき / ちょうのまい / みがわり
C:むしのしらせ発動C+1Zさざめきで無補正H244振りメガボーマンダが87.5%の高乱数1発
むしのしらせ発動C+3Zさざめきで無補正D252振りきせきラッキーが68.8%の乱数1発
・舞+しらせ+Zの爆発力により、対受けループで特に活躍してくれました。しかし選出できる相手が限られていたこと、ブルドヒドランなどに出していきたいということでタスキめざ地型に変更しました。
【選出】
基本選出はカプ・テテフ+ゲンガー+ランドロスで、テテフが出しづらい場合(鋼2枚入りなど)はアシレーヌやウルガモスを絡めて臨機応変に選出します。
対面チックに戦う構築であるため、誰を通すか、どう詰めていくかを選出画面でよく考えることが非常に重要でした。
【結果】
シーズン7 最高・最終2014
※シーズン初めは別のパーティを使っていたため、このパーティでの対戦数は実質650戦ほどです。
【おわりに】
USUM初めてのシーズンで人生初のレート2000を達成でき、とても嬉しく思います。インフレの波と対戦数による部分も大きいので、次のシーズン以降も継続して2000に乗せられるよう頑張ります。
ここまで読んでいただきありがとうございました。連絡等はTwitterアカウント→
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