あくびとエレキフィールド・ミストフィールドの関係について、仕様が分かりづらいと思ったものをまとめてみました。
エレキフィールド
①:あくび→(浮いていないポケモン)
結果:あくびは無効化され、ねむけ状態になりません。エレキフィールドの基本的な仕様ですね。
②:あくび→:(次のターン)羽休め
結果:羽休めをしたターンは飛行タイプが消えて着地しているため、フィールドの効果で眠りません。
※羽休めをするポケモンが体力満タンの場合
体力満タンでは羽休め自体が失敗するため、着地できずそのまま眠ります。
③:あくび→:(同じターン)羽休め(後攻)
結果:次のターン、あくびを受けたポケモンは眠ります。あくびを受けたターンに後攻羽休めで着地しても、ねむけ状態は解除されるわけではないことが分かりました(先攻で羽休めをした場合は①と同じくあくびが失敗します)。
ミストフィールド
①:あくび→(次のターンもフィールドが残っている場合)
結果:あくびを受けた側はねむけ状態にはなるが、次のターン眠り状態にはならない。ミストフィールドの基本的な仕様と言えます。
※次のターンがフィールド最終ターンの場合
判定が「ねむけ状態の処理」→「ミストフィールド解除」の順であるため、最終ターンの1ターン前にあくびが入っても、次のターンは眠りません。
②:あくび→(次のターンにフィールドが残っていない場合)
結果:ねむけ状態の効果により、あくびを受けた側は次のターン眠ります。そのため、ミストフィールド最終ターンにあくびを撃つのはアリということですね。
あくびを撃った後にサイコフィールドやグラスフィールドに上書きすることで、相手を眠らせるという立ち回りも可能になります。
まとめ
エレキフィールドはあくび自体を防ぐのに対して、ミストフィールドはあくび自体を防ぐことはできない(ねむけ状態は防げない)、という点が大きな違いです。その他の細かい仕様についても頭に入れておくことで、対戦中に慌てることもないかと思います。何かあればRamune Hazuki (@RamuniumZ) | Twitterまでお願いします。
おまけ
あくびの効果(ねむけ状態)は、やどりぎのタネや呪いと異なり、バトンタッチでは引き継がれません。
わりと勘違いしやすい気がする